バガモヨポレポレ通信

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Utamaduni wa Kijapani(日本文化)

最近また新聞代が払えず、配達が途絶えてしまった図書館。
もちろんネットもなく、新しい本も入らず、当然のように利用者の数は激減し、「エリの図書館は、何にもないってみんな話してるよ」という生徒の言葉が胸に刺さる今日この頃ですが、どうせ人も来ないんだから多少うるさくなってもいいや、ということで、後輩隊員と一緒に、図書館で日本の文化紹介という名目で遊ぶことにしました。

昨日と今日の2日間、時間を午後2時から閉館の4時までの間と設定し、1日目はお箸を使ったマハラゲ(豆)拾い競争、2日目はけん玉・折り紙などの遊び体験、という予定でした。
一応数日前からポスターを作り、生徒用の掲示板と図書館の入り口に貼り付けてみたところ、興味を持った生徒が「あれは何?」「絶対自分が勝つからね!」「賞品はあるの?」と声をかけてきてくれました。
結局1日目に来てくれた生徒は10数名。1人1分間に何個の豆が拾えるか、という競技だったのですが、みんな真剣そのもので挑戦していました。
豆拾い競争

驚いたのは、みんな上手に豆を拾っていたということ。私たちの予想では、全然使えなくて、3,4個くらいしか拾えないのではないかと思っていたのですが、実際始まってみると、10個や20個は当然のごとく、一番拾えた生徒にいたっては、34個という驚くべき数字をたたき出していました。
本当はこの日だけで豆拾いは終了する予定だったのですが、参加した生徒たちが、ぜひファイナルをやりたい!と言いだしたため、2日目にもう一度、今度は上位7名の生徒で競い合うことになりました。

さて、本日はその2日目。
直前まで大雨が降っていたことと、前日もアクティビティ開始時間からだいぶ経ってから人が来だしたこともあり、この日もすぐにはやってこないだろうな、と思っていたのですが、意外や意外、開始時間からわずかでファイナル出場者たちがやってきて、こちらの期待以上の本気ぶりを見せてくれました。本番開始前の練習でも真剣そのもので黙々と豆を拾い上げ、本番開始のときには緊張で手が震える、と言いだす生徒まで。

その結果、なんとファイナル優勝者の成績は40個。昨日初めて箸を使ったという子が、今日には1分間に40個もの豆を拾い上げるというのは驚異としか言いようがありませんでした。ちなみに私も一緒に挑戦してみたのですが、結果は34個…初心者のタンザニア人に負けてしまうとは、箸文化の日本人としては面目丸つぶれです。
他の生徒たちも30個前後の豆を拾い上げていて、なかなかの上達ぶり。
そして、様子を見に来た生徒たちも「やってみたい!」と言いだしたため、その子達にもやらせてみると、やっぱりみんなとても真剣で、何度も何度も繰り返し挑戦していました。

豆拾い以外のけん玉や折り紙も好評で、折り紙の手順に四苦八苦している生徒もいましたが、上手くできあがると嬉しそうに喜んでいました。
折り紙


今回生徒たちの様子を見ていて改めて思ったのは、タンザニア人って案外手先が器用なんだな、ということ。
お箸の使い方もそうですが、折り紙を折っている様子を見ていても、よく外国人に折り紙を教えると、紙の角が合せられなくて苦労する人が多いと聞くのに対し、今日の生徒たちはなかなか折り方が綺麗で、すぐに折り方を覚えて他の子たちに教えている生徒もいました。

閉館時間の4時を過ぎ、終了を告げると、生徒たちは「またやりたい」「他の折り紙の折り方も教えて」など言いながら帰って行き、そんなふうに楽しんでくれた生徒の様子を見て、終わったときには少々疲れていたわたしたちも、「なかなか楽しかったね」と言い合うことができました。こんなことなら、もっと以前からやっていればよかったのかなとも思いますが、それはいまさら言っても仕方がないことなので、もし時間があればまたやってみてもいいかもなと考えています。



おまけ

夕方のビーチで。
近所の子どもたちが薪拾いをしてました。
いつも遠くからでも「えりー!」って呼んでくれます。
薪拾いの男の子

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最近のマクタバ

いつものごとく、ブログが途絶えてしまっていました。
タンザニアに来てしばらくの間は、見るもの聞くものすべてが初めてのことばかりで、あれもこれも書きたいと思っていたのですが、この生活が日常となっている今、いったい何を書いていいのか分からなくなっています。
活動のことにしても、とりたててブログに書くような変化はほとんどないし…。
毎日していることといえば、朝図書館に行き、まずは床の掃き掃除をし、机を拭き、書架整理や新聞の整理をし、生徒が来たら貸出・返却をしたり、一緒に本を探したり。
あとは図書館の蔵書のデータ入力をぼちぼちと。

そうそう、変化といえば、約半年間止まっていた新聞の配達が、再開しました。
11月からまた新聞が来るようになり、新聞目的の利用者たちが戻ってきました。
それはとても嬉しいのだけど、毎日のようにスワヒリ語の新聞が紛失するのがちょっと悲しいです。
現在、スワヒリ語の新聞1紙と英語の新聞2紙、それぞれ3部ずつ来ているのですが、1部は保管用で2部を利用者用に出していて、当然スワヒリ語版が一番人気なのはわかるのだけど、毎日のように1部が、ひどいときは2部ともなくなってしまうのです。

以前は新聞をそのまま新聞置場に置いていたのですが、それだとバラバラにしてしまい、好きな紙面を持って行ってしまうことも多かったので、最近は1部ずつホッチキスで止めるようにしています。
そのおかげか、中身を抜き取ってしまう、ということは減ったのですが、1部丸々持って行ってしまうというのは相変わらずで、利用者が出ていくところをできるだけ見るようにしたり、カバンは入口に置かせ、中まで持ちこませないようにしたりしているのですが、気がついたときにはすでになくなっていることも多く、その度にがっくりしています。
図書館の資料の盗難というのは、なにもタンザニアに始まったことではなく、日本の図書館でも多々あることなので、どこの国にも不心得者がいるのだなあと思っていますが、日本の図書館に比べ、圧倒的に資料の数が少ないこの小さな図書館で、1冊の本、1部の新聞がなくなることの痛手はとても大きいのです。
どうやったら盗難が少なくなるのか…それが一番の悩みの種です。

さて、図書館の変化といえばもうひとつありました。
それはプリンターです。
今まで図書館にはプリンターというものがありませんでした。
なので何かをプリントアウトしたいときは、プリンターを置いているほかの場所に行ってお願いしていたのですが、しばらく前からある先生が貸してくれるようになったため、ようやく他の場所に行くことなく、図書館でプリントアウトすることができるようになりました。
これはとても嬉しいことなのですが、プリンターが置かれるようになったことで、自分の資料をプリントアウトしてほしい、という依頼が毎日のように来るようになりました。
それは職員の場合もありますが、ほとんどは生徒たちで、当初は生徒が言ってきた場合は断っていたのですが、学校内に生徒たちがプリントアウトできる場所が少なく、その数少ないプリンターもよく壊れるらしく、そんな話を聞くと気の毒になって、最近は印刷用の紙を用意すること、データはCD-Rで持ってくることを条件に、レポートや学習資料に限りOKということにしています(インク代についてはさておき)。
USBを持ってくる生徒も多いのですが、ウィルスに感染している確率が高く、実際絶対大丈夫だから、と拝み倒してきた生徒のUSBを何度か自分のPCに挿したことがあるのですが、案の定毎回のようにウィルスが検出されたため、今では、絶対にUSBは受け付けません、と伝えるようにしています。

ちなみに、先日生徒が持ってきたUSBをある人が自分のPCに挿してみたところ、なんと約300ものウィルスが検出されたとのことでした。
PCを持っている生徒も限られており、そのPCをみんなで使いまわしているのですが、ウィルス対策ソフトを利用している人は少なく、そのため大抵のPCがウィルスに感染しています。それは生徒に限ったことではなく、職員のPCでも同様です。
そのため、生徒にどれだけ「エリのPCにはアンチウィルスのソフトが入ってるんだから大丈夫でしょ」と言われても、絶対嫌です!と拒否するようにしています。

あと半年、自分のPCが無事なまま日本に帰れますように、と祈るばかりです。

でも最近ちょっと怪しい動きをすることもあるので、そのたびに冷や冷やしていますが…。

またもや1か月が経ってしまいました

なかなか更新ができずに月日ばかり過ぎていきます。

この期間にあった出来事はいろいろありましたが、まずはこれ。
折鶴
どどーんと千羽の鶴が送られてきました。
以前勤めていた学校の生徒たちが折ってくれたとのこと。
あの飽きやすい高校生たちが良く根気よく折ってくれたものだと、感動しました。

そしてこんな作品も。
IMGP2598.jpg
連鶴です!
こんなのが折れる子がいたとは!!

そして図書館のカウンターに日本の高校生からの贈り物として置いてみました。
もちろん図書館だよりでも宣伝。
興味を持ってくれた子も多く、喜んで持って帰ったり自分で折ってみたいという生徒もいて、即席折り紙講座を開いたりしました。折ってくれた生徒のみんな本当にありがとう!


そして、卒業式。
この学校は8月末から新年度が始まり、12月までが前期で、1月から6月までが後期になっています。
任地に来てから仲良くなった生徒たちもたくさん卒業していくということで、前回ブログでも紹介したしおりを、卒業生へのプレゼントにしようと決めました。
それで作り出したのはいいのですが、卒業生の人数を聞いてみると73人とのこと。
とりあえず80枚を目指して毎日せっせと作りました。
それぞれのしおりに書く名言もすべて別にしようと考えていたのでその名言を集めるのも結構時間がかかりました。
本当はしおりだけを渡すつもりだったのですが、作っているのを見ていた生徒たちが、名言がたくさん書いてあるものが欲しいというので、名言集をカードのようにして作り、そこにしおりと、しおりの説明(しおりを見ても、どう使うかわからない生徒が多かったため)を書いた紙を挟み渡すことに。
なんとか卒業式の前日までに作り上げることができました。
しおり

卒業式では式の間に友だちや家族がプレゼントを渡す時間があって、その人ごみに交じって配ったのですが、歓声を上げながら抱き合ったり写真を撮ったりプレゼント渡している人たちであふれかえり、もみくちゃにされながら必死で渡し終えたときには、すっかり疲れ果てていました。
来年はここでは渡すまいと固く心に決めました。

そして生徒たちが去ったあとの静かな図書館で今やっているのは、蔵書点検。
司書学校から実習生が2人来ていて、彼女たちと3人でやっています。
日本のようにバーコードを読み取るなんて便利なことはできないので、本とファイルをにらめっこしながら地道に作業を進めています。
彼女たちがいなかったらとても大変な作業になっていたでしょう。
蔵書点検

他の図書館スタッフよりもずっと頼りになる実習生たち。
司書学校を卒業したら職員として働いてほしい、と密かに願っています。

工作の時間

せっかく日本から本を送ってもらったので、できるだけ目立つように展示したい!
ということで、工作をすることに。

まずトイレットペーパーの芯を使って、
トイレットペーパーの芯

こんな感じに組立て、
組立て


それに折り紙を貼りつけて出来上がり。
完成


本を飾るとこうなります。
ブックスタンド


それを受け付けカウンターに。
ブックスタンド2


それ以外の本はこんな風に展示してみました。
本の展示


もちろんブックエンドもお手製です。
材料は、段ボール、トイレットペーパーの芯、折り紙。
ブックエンド

トイレットペーパーの芯を「何かに使えるかも」と今までとっておいてよかった!というくらい、大活用。
ブックエンドになぜ芯を使っているかというと、段ボールだけだと弱すぎて倒れてしまうから…。
苦肉の策です。
ブックスタンドも、大きい本は載せられない、耐久性が乏しいなど課題も多く、試行錯誤しています。
こんな材料で、こんなものが作れるよ!という情報があればぜひお知らせください。

そしてほかにも、こんなのを手作り中。
知り合いの方が荷物を送って下さるときに、色んな切手を貼ってくれているので、それを色画用紙に貼り、名言を書いて、タンザニアの伝統的な布であるキテンゲやカンガでリボンを作り、しおりの完成。
しおり

このしおりをどんな風に使っていくかはまだ悩み中。
とりあえずせっせと作っています。

ブックスタンドは、以前働いていた学校図書館で前任の方がブッカーの芯で作っておられたのを思い出し、しおりは、知り合いの方から他の国で活動されている隊員さんが古切手でしおり作りをしているという話を聞いて作ったものです。
自分ではなかなかアイデアが浮かばないので、いいなと思ったら拝借!しております。

子どもの頃図工はかなり苦手だったのですが、今は楽しみながら作っています。
図書館のカウンターで作っていると、生徒たちが覗いては「アーティストだ」とか「モノづくりの専門家だね」と感心しながら言ってくれるのが結構嬉しかったりして(笑)

vitabu

Kitabu=1冊の本
vitabu=複数の本

最近嬉しいことが。
日本から本がたくさん届きました!!
日本図書館協会滋賀支部のみなさまのご厚意により、英語の本が送られてきたのです。
まずは、航空便で計39冊の本が届きました。
多くが小説で、『アルジャーノンに花束を』や『マイガール』、『ヒマラヤ杉に降る雪』などなど。
それから、これもありがたいのが辞書類。
なにせ今まで英英辞典と言っても何十年も前に出版されたものしかありませんでした。
それも1セットだけ。
授業が英語で行われているということもあり、レポートを書いたり、資料を読むときに英英辞典は必要不可欠です。

さらに個人的に嬉しかったのが、『ちいさいおうち』の英語版絵本。
これは私が小さいとき大好きだった絵本です。
久しぶりに手に取ってみて、本当に綺麗な絵本だなあと改めて感じました。
タンザニアではなかなかこんなきれいな絵本を見る機会もないので、生徒たちにもぜひ読んでもらいたいなと思っています。

vitabu

本当に皆様ありがとうございました!!

また船便でも送って下さったとのこと、まだしばらく到着まではかかると思いますが、楽しみに待っています。

とりあえず受け入れ作業や装備(と言ってもリストを作って、はんこを押して、ブックポケットや分類番号をつけるくらいですが)が終わったら図書館にコーナーを作り、生徒たちに利用してもらうつもりです。

ついでに図書館の話題といえば、一度配達が止まってしまった新聞ですが、5月に入ってようやく再開しました。
よかったよかった。
インターネットのほうは何やら「3か月後」という本当かウソか分からない話を耳にしました。
今から3か月後って学校が長期休暇に入っている時期なんですけど…。
おそらく新年度(9月)から利用できるようにするということなのでしょう。
まだまだ先の話だなあ。

そして、なかなか修理が終わらない業務用のPC。
データの遡及入力作業も止まったままになっているので、先日冗談のつもりで同僚に聞いてみました。
わたし「私が帰国するまでには直してもらえるよね」
同僚「いつ帰るんだっけ?」
わたし「来年の6月だけど」
同僚「……直ると思うよ」

……ってその間はなに!?

いくらなんでもそんなにかかることはないと思って皮肉っぽく聞いてみたのに、あながちありえなくもないのかも、と嫌な予感。
その後同僚もわははと笑っていたので、冗談であることを願います。

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